レザークラフトを始めるのに必要な工具はコレ!
さて、レザークラフトを始めようと思っているモニターの前のあなた、何を用意したらいいか迷ってませんか?
僕も最初の時は、相当悩んで迷って、やっとレザークラフトを始めました。
どんな道具が必要かで相当悩みますが、それと同時に「専用の道具を買っても、ずっと続けられるのか?」と言う大きな問題にも直面します。始めるまでは楽しそうでも、実際にやってみると面白くないとか飽きちゃうとか、やってみないと分からない要素がありますよね。
でも、そこで悩んでいても話しは進みません。
続けられそうかは一度やってみてから考えればいいので、まずはレザークラフトを始めるためのハードルを、思いっきり下げてみようと思います。
1.代用できるものを家で探してみる
まずは、できるだけ専用工具を使わないように、家にあるもので代用できないか考えてみます。もちろん僕も一番最初は代用できる工具を、家の中からかき集めました!
基本的にレザークラフトは「切って」、「貼って」、「縫う」三つの工程から成り立ってます。なので、「切る道具」、「貼る道具」、「縫う道具」があれば何とかなります。ただ、布を縫うのとは違い、革の場合は縫う前に糸を通す「穴」を開けなければいけないので、そのための道具も必要になります。
これなら、あなたの家にも代用できそうなものがあるんじゃないですか?
2.切る道具はズバリ「カッター」で十分!
まず、革を切るにはハサミじゃ無理!なので「カッター」があれば、大丈夫!
革は厚くて硬いので、カッターの刃はよく切れる新しいものに交換しておきましょう。
できればカッターマットと金属製の定規があれば完璧ですが、カッターマットの代わりに厚手の雑誌や新聞紙を束ねたものでもOK。定規も気をつけて使えばプラスチック製でもいけるでしょう。
曲線を切るのはちょっと苦労しますが、まずはカッターでやってみましょう!
3.貼るには両面テープが手間いらず!
革を縫う前には、一度革同士を張り付けておきます。そうすることで、縫い穴を開けるときに表裏で穴がズレないようになります。
じゃあ、何を使って張り付けるのがいいかですが、家に両面テープがあれば安心です。商品名「Gクリヤー」という接着剤も使いやすいです。
ゴムのりも使い勝手が良いそうですが、とりあえずのために家にないものを買うのなら、後々つかえそうなものの方がいいでしょう。少なくとも、「ゴムのり」よりも両面テープのほうが使い道がありそうです。
僕はもっぱら100均の「Gクリヤー」を愛用しています。
3.「縫う」には「針」と「糸」と「千枚通し」
針は少し太めの縫い針で何とかなりますが、糸だけは買わなければダメかもしれません。
丈夫な革を縫うには、丈夫な糸が必要になります。裁縫用の糸じゃ細すぎて切れてしまいます。なので、ここは手芸店などで革用の「蝋引き糸」か「麻糸」+「ろうそく」を用意してほしいです。
「麻糸」+「ろうそく」はどうやって使うかと言うと、使う分の麻糸をろうそくにこすりつけ、糸の毛羽立ちと滑りをよくすることで、縫いやすくなります。
縫いつける前に千枚通しで革に穴を開けることで、丈夫な革に針と糸を通すことができます。
4.案外道具は何とかなる
ここまで読んで、どうですか?レザークラフトを始められそうな感じですか?
他にも、あったら便利な工具が山ほどあります。でも、それは本格的にレザークラフトを始められそうだと思った時に、少しずつ揃えて言った方がいいです。僕自身もそうやって道具を揃えていってます。
僕は割と何でも形から入る方ですが、レザークラフトだけは最低限のものから始めました。何しろ工具の種類も多くて、値段もピンキリですがあまり安くて使えなければ、どうにもなりません。
もしこれからレザークラフトを始めようと思っているなら、まず家の中を見渡して、使えそうなものを探してみてください。足りないものは100均で代用できるものがあるはずです。
まずはお金をかけずに始めてみて、続けられそうなら専用の工具を揃えていってはどうですか?
それでは、また!